第1回演奏会[7月10日]今すぐ予約

池袋アニメーションフィルハーモニーより皆様へのお詫び

池袋アニメーションフィルハーモニー代表の松下洋と申します。
この度は、チラシに使用された画像が生成AIによるものであった件について、団体を代表して皆様にお伝えしたいことがあり、改めて文章にさせていただきました。長くなりますが、ご拝読いただけますと幸いです。

はじめに、当団体に関わってくださった全ての皆様へ、このような事態を招いてしまったことを心より深くお詫び申し上げます。

数々のご意見を拝見し、生成AIを取り巻く問題は全ての製作者の脅威であるとしっかりと認識いたしました。

当団体は「アニメ文化を伝統へ!」と掲げている通り、生成AIについて、それらを推進する姿勢はございません。

私自身も演奏家でありアートに関わる身として、こうした問題が多く起きていることを知らず、指摘を受けた際に「知らなかった」という言い訳をして、自分の想像ができないところでの問題について考えが及び理解するまでに、大変な時間がかかってしまいました。
アニメ愛を謳い演奏活動をするのであれば、イラストレーター様やアニメ関係の皆様へのリスペクトを何より大切にするべきだったと猛省しております。もしそれを見据えることが出来ていれば、今回の問題を未然に防ぐこともできたのではと考えています。

原因は私自身の勉強不足にあることは明白であり、チラシで取り扱う内容に対して、配慮の無さや見識の甘さがございました。そのような部分から派生した随所での判断ミスや対応の遅れにより、今回の事態を招いてしまったと考えております。この反省を踏まえ、生成AI問題への理解をより一層深めていく所存です。

当団の理念に賛同してくださった演奏者の皆様、高橋洋子様、協賛企業の皆様への対応も、それぞれに対しての理解や敬意に欠けておりました。
そして、頑張ってくれていた実行委員にまで大変辛い思いをさせてしまっておりました。

これは今回の件だけではなく、私が人と接する上での未熟な部分であります。他者への配慮のない行動で、結果として多くの人を傷つけてしまいました。

過ちを自覚するまでに時間がかかってしまった上に拙い文章となってしまいましたが、最後に個人的な想いを書かせていただきます。

小さな頃からアニメに囲まれて育ちました。アニメ文化を愛する気持ちはもちろん皆様と同じように持っています。

これから心を入れ替え、本当の意味でアニメ文化を伝統にできるように、アニメファンの方に寄り添える活動をしていきたいと思います。そのためには、まずは文化を守り、そして伝え、喜んでもらうことからしていきたいです。

現状、このような代表にもかかわらずそれを信じて参加を表明してくれていた演奏者の皆様も、全てのメンバーが心よりアニメが大好きな人たちで、今はまだ彼らの良さを最大限伝えることのできない運営になってしまっております。

聴きにきてくださる方がまだ1人でもいるなら、もし演奏者がまだ希望を持ってくれるのなら、楽しみにしてくれた方がまだ楽しみにしてくれるのであれば、多くの方に喜んでいただけるものを目指して、頑張っていきたいと考えています。
せっかく最高のメンバーが集まったので、自分のせいで彼らが出会わないのは、それもまた自分の想いと違います。

とても長くなってしまいましたが、書ききれないほどの不手際の連続で、多方面の方々へ配慮のない結果ばかりを招いてしまったことを無知ゆえの行いと自認し、しっかりと心に受け止めています。この度は、本当に、本当に申し訳ございませんでした。

池袋アニメーションフィルハーモニー 代表 松下 洋

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